2011年5月17日火曜日

つくばへ その2「筑波大学構内サイクリング〜つくばりんりんロード」

その1はこちら




翌日の話。

次男は1限から授業があるとの事なので今回は一人でサイクリング。
その前に、奥さんから言いつかって来た事があり市役所と郵便局へ行かなくてはならない。

午前中にそれらをかたずけて、昼からつくばりんりんロードへ行ってみようと計画。
この計画を考えた際は震災前だったので、霞ヶ浦〜印旛沼のサイクリングロードを使って家まで走ってみる事も考えていたが、霞ヶ浦CRも印旛沼CRも現在のところまだ走行禁止のようなので、阿見のアウトレットで奥さんと合流して、HOYHOYを車に乗せて帰ることになってる。




まずは用事を済ませてしまおうと、朝9時に部屋を出発してつくば市役所へHOYHOYを走らせる。
全く土地勘もない場所で、今までだったら右往左往していたはずだが、iPhone4のデフォのアプリ「マップ」がものすごい役に立つ。
自動車のカーナビのように出発地と目的地を入れると最適ルートを表示してくれる。

徒歩の設定にするとかなり裏道を行くルート。自転車設定が欲しいな。



この街は自転車が異常に多く走っている街で、北京か上海かと思うほど。交差点では自転車が通り過ぎるのを自動車が待っているのがこの街のルールとなってる。
ほとんどが学生だと思うが逆走、信号無視、2人乗りなどルール無用で自転車のやりたい放題。

対向からそんな自転車がガンガンと向かって来る中をかいくぐって行く。
なんだかドライヴィングゲーム気分の中、何とか市役所へ到着。
つくば市役所。
しかし窓口で話をしたら書類に不備がありもう一度来なくてはならない、だと。
この街までそんなに頻繁には来られないので、今日中に何とか決着させたい。



次男宅に戻って昼飯の準備。カレーライスを作る。
郵便局は次男の通う大学構内にあるのが解ったので、カレー食ったらもいちど学校へ行く次男と一緒に行って用事を済ます事にする。




ついでに良い機会なので学校の構内を自転車で散歩してみる。
正門前。














IMAGINE THE FUTURE というのがこの学校のスローガン。


南北5キロくらいある構内では自転車は必需品。
すごい数の自転車が停めてあるし、すごい数の自転車が走ってる。
自転車だらけ。

自転車だらけ。









なので自転車が走りやすい道が構内に作ってあってかなり快適にサイクリングが出来る。

自転車専用道が学校内にいっぱいある。

次男が「ここのパンは美味しいから買ってみたら」といっていた「粉とクリーム」に寄ってあんぱんとチョコドーナッツを購入、2個で180円。
「粉とクリーム」

大学構内をあちこち見てから、ふたたび市役所へ。
今度は無事手続きを終了して、いよいよつくばりんりんロードへ。
つくばりんりんロードはまた大学方向へ戻って、次男の家の前を通って反対側へ5キロほど走った辺りにあるはず。

この日は筑波の市内をあちこち走りまくる事になった。




りんりんロード発見!
平面で交差すると思ってたから、危うく見逃すとこだった。


正式には「岩瀬土浦自転車道」と言うのだ。

岩瀬方面へ行ってみようかと思っていたのだが、この時点で午後の2時を過ぎていた。
つくば市内で時間を食い過ぎてしまった。
阿見での待ち合わせの時間があるのでとりあえず土浦を目指す。




走り出すとすぐに不思議なオブジェがロード脇に次々と並んでいるのを発見。

これは「距離標準比較基線場」というものだそうで、測量機器の点検をするための施設。
距離を測量する機器が正しく作動するかを点検するためのものなんだそう。
JCAの「志穂のサイクリングロード探索」という記事に詳しい説明がある。

















道はまっすぐだし路面も綺麗で走りやすい。
しかしながらものすごい逆風!
前日とは打って変わって、こいでもこいでもスピードが上がらない。




誰もいない。


ヒーヒー言いながら漕いで行ったら、藤沢休憩所に到着。

つくばりんりんロードは廃線となった筑波鉄道の線路の上に作られたサイクリングロード。

なので駅だったところが休憩所になってる。
面白いなーと思いながら、写真を撮っていたら2人組のロード乗りが通り過ぎて行く。





「こんにちは」と言われて「こんにちは」と応える。
ぽぽぽぽーん。

正面からものすごい風が。



相変わらず厳しいアゲインストの風の中、ヒイコラ言いながら進んで行くと、さっき挨拶した2人組が道の途中で停まってる。
どうやら1人の人の足がつってしまったらしい。
この風はオイラだけに辛いわけではないんだな。















途中きれいな麦畑の中を走る。




虫掛休憩所に到着。
虫掛休憩所。
何だか終点の土浦には結構すぐに着いてしまいそう。
筑波大学の「粉とクリーム」で買ったパンを食べてみる。
リュックに入れていたらぺったんこになってしまったが美味しい。
普段は甘い菓子パンはあまり好まないが、疲れている時にはあんぱんとかは良いものだと納得。
「粉とクリーム」のパン。美味しい。













土浦の街が見えてくると、今までの田園風景は終わって普通の街中の風景に。
CRと交差する道路も次々と現れて「止まれ」の文字が何度も路上に出てくる。
しかし先日行った多摩湖自転車道のような意地悪な車止めではないのでストレスは少ない。

シンプルな車止めで良い。




線路脇を走ってCR終点。













今日は途中から半端にしか走らなかったが、いずれりんりんロード制覇に再チャレンジしよう。




せっかくなので霞ヶ浦を見て行こうと思う。
隣で信号待ちしているママチャリのおばさんに「霞ヶ浦ってどっち行けばいいんですか?」と聞いてみる。
「あっち」と左を指す。
「すぐ」とぶっきらぼうに教えてくれる。


ほんとにすぐ霞ヶ浦に出た。
霞ヶ浦。



ここからゴールの阿見アウトレットを目指す。
再びiPhoneのマップでルートを検索。
距離14.2キロ。ふむふむ、と出発。
「マップ」便利。自動車の設定だと怖い道を走る事に。自転車設定が欲しい。

しかしこの14.2キロがこの日で一番キツかった。
ほとんどが上り坂。しかも相変わらずの逆風


大仏!

ゼーゼー言いながらなんとかゴール。
ゴール。








走行距離:64.05㎞
消費カロリー:1,654kcal(消費カロリー-安静時代謝カロリー-基礎代謝カロリー)

逆風と坂道だったのでもっと消費カロリー大きいはず!?

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