ちょっとだけ今日はヤメヨッかなー、と思うが少し着込んで出発。
今日は手賀沼から利根運河へ出てみようと思う。
利根運河は明治時代に水路として利根川と江戸川をショートカットで結ぶために作られた人口河川。オランダ人の計画と監督による日本初の西洋式運河であるbyウィキ。
この運河沿いに整備されたサイクリングロードがあって、当然のことながら江戸川沿いのサイクリングロードと繋がってるとのこと。
手賀沼から利根運河までのルートは東葛人さんのHPに詳しく載っている。
大変に分かりやすくて面白そうなので、このルートをトレースしてみる予定。
まずはいつものルートで手賀沼を目指す。
5キロほど走るとあんなに寒かったはずなのに体がポカポカしてきた。
でも手の先と足の先がいつまでたっても冷たいよ。
海上自衛隊下総航空基地へ。
いつもの場所でHOYHOYの写真。
ちょっとだけパーツを変えてみた。
ステムとシートポストをホワイトのCinelli Vaiにしてみた。
ついでにサイコンも前にオイラが乗ってたビアンキのミニベロ7の時に使ってた白いのに替えてみる。
家でステムとシートポストを付け替えたときは、今までのHOYHOYと全く印象が変わってしまい、「あー失敗した」と思った。
黒と白のコントラストがありすぎて、なんだかチープな感じになってしまったと。
でもこうして改めて見てみると、チープな感じはそのとおりだが、TOYっぽくて良いのではないかという気になってきた。
しばらくこのままにしておこうかな。
海上自衛隊の脇を走っていくと、自衛隊の敷地内に見事な椿の花が。何百メートルも続いている。
このまま一気に大津川沿いに北へ走って手賀沼まで疾走。
そして手賀沼に到着。
白いCateyeのサイコン。
あれ?19キロ??
手賀沼までは15キロくらいのはずなのに。
あーっ、そうか!ビアンキの小径20インチのタイヤの設定のままだったのかぁー。
失敗。今日の走行距離はあとでルートラボで調べるしかない。
対岸にこの間利根川へ行く時に休んだ北柏ふるさと公園。
白鳥がいるよ。
ここから手賀沼の西端に続く大堀川沿いに進んで、利根運河を目指して行く。
大堀川沿いの遊歩道。
JR常磐線と国道6号を越える手前で、こんな階段。
JRと国道をトンネルみたいにくぐったらまた階段を上って遊歩道へ戻る。
東葛人さんのHPをプリントアウトしてときどき見ながら間違わないように進んで行く。
ここで対岸に渡る。
川面に鴨。
カルガモ? |
手賀沼のCRと違って、自転車で走ってる人はほとんどいない。
行き違うのはウォーキングの人と犬の散歩してる人。
あんまり一生懸命走らずにゆるりゆるりと流して行く。
サギがいる。ダイサギ?
オオバン? |
鳥に詳しいわけではないが、せっかくこんなにいろんな種類が見られるなら、名前くらい知っておきたいと思う。
これから少しづつ調べてみようか。
クイナかな? |
大堀川の遊歩道の終点まで来た。
右に行ってすぐ左に入ると、大堀川沿いにまだまだ走って行ける道がある。走りやすい。
この道を進んで行くとつくばエクスプレスの高架が見えてくる。
この高架をくぐって高架沿いに右に曲がって行くと、また大堀川を渡る。
一つ目の信号を左に曲がると大堀川沿いにまた走って行くことになる。
「えーとぉ、このあとどっち行くんだっけな」と、ときどきプリントアウトした東葛人さんのアンチョコを見る。
なるほどなるほど、と進んで行く。
柏の葉公園を目指して走って行く。
たぶんこれがその公園だろうな、というとこヘ到着。
なかなか広大な公園のようなので、入ってみる。
池のほとりでしばし休憩。
マガモ、たぶん。 |
鴨が日向ぼっこしてる。
セキレイかな? |
ちいさな鳥がいる。
休憩してると寒くなってくる。
走ると暑くなって、休むと寒くてじっとしてられなくなる。困るな。
柏の葉公園を過ぎると、東大の柏キャンパス。
東大がこんなとこにあるとは知らなんだ。
結構広大な敷地と立派な施設。
ここを越えるとすぐに常磐自動車道の上に。
常磐道を越えると森の中に。
サッカーしてる。見物人もたくさんいる。流通経済大付属柏校というとこ。
しばし見学。周りで見てる人が「○○が今年は期待以上なんだよ」とか「○○は良いとこまで行ったのにペケペケなんだよ」とか言ってる。
分からない。
この先は森の中。
森の中をコギコギして行ったら、
突然利根運河に出た!
利根運河!!すごい景色。
どーしてこんなに深く掘る必要があったのか?
意味分かんないほど深い渓谷風。
もっと近いとこに水が流れてる風景を想像してたのだが。
なんでまっすぐ掘らなかったのか?
ここから転がり落ちた人いないのか?
西に向かって走ってみる。
道幅は狭いが、すれ違う人も無く快適に走って行ける。
しばらくするとベンチがたくさんある場所に。
ここから見る利根運河が最高に美しい景観なのだと書いてある。
小高い場所にあるベンチまで行って小休止。
カロリーメイトを食いながら景観を楽しんでみる。
すごいなー。こんな景色だとは思わなかったな。
休憩してると体が寒くなってくる。
休みたいけど、休むと寒くて休みたくなくなってくる。
江戸川を目指して出発。
途中で川に近いところまで道は下がっていく。 |
運河大橋と書いてあるのが面白くって写真を撮る。
写真を撮る時に隣を歩いてたおじさんが声をかけてきた。「ちょっとちょっと」と言う。
なんか怒られるのかと思ったら、
「あんた写真撮ってたでしょ。スカイツリー知ってる?あっちに見えるんだよ」と言う。
「スカイツリー撮ったほうが良いよ、今日はあんまり見えないけど」と言う。
ほんとよく見えないよ。
でもおじさん話しかけてくれてうれしいよ。
ありがとう、ありがとう、といって先へ進む。
結構すぐに江戸川との合流地点に到着。
江戸川と利根運河の合流地点。 |
左に進路を替えて江戸川CRを進んで行く。
寒いからなのか、サイクリングもオフシーズンなのか、行き交う自転車も少ない。
ディグディンドンとリズムを取りながら江戸川左岸を下って行く。
サイクリングロードを走ってる限り、そんなに危険なめにあうことも無いので、ヘルメットとか要らないのではないかと思う。
江戸川CRに入ってから小さな虫の虫柱が次々に出てくる。
虫の群れに突入してヘルメットが虫だらけになってるような気がするので、こんな気遣いするならヘルメットしなくても良いかと思った。
空いてるCRにはそれほど大きな危険は無い気がする。
常磐道をくぐるところで対岸にゴルフ場が見えてくる。
写真を撮るので自転車を止めて、カメラを構えてたら「ナイスバーディ」の声。
良いなー、楽しそう。
対岸から「ナイスバーディ」の声が聞こえた |
手賀沼に向かってる時はつらい向かい風だった。
北風だと思ってたけど、利根運河を走ってるときも西に向かってるのに向かい風。
今は南に向かってるのにまた向かい風、めげる。なんで?
利根運河へ行く時にくぐった常磐自動車道を再びくぐり、JR常磐線の下を再度くぐり、筑波エクスプレスもまたまたくぐって進んでく。
逆光で江戸川が光ってる。 |
坂川放水路の松戸水門をすぎてしばらく行くと、
工事中なので階段で迂回しろ、という看板。
しかたなくHOYHOYを担いで階段を下りる。
川面にまたオオバンが泳いでいるので眺めながら一息つく。
向こうに掛かってる木の橋の上をなんか大きな鳥が歩いてるなー。と思ってみてたら、
アーっ、キジだーー!
あわててカメラを取り出して、何とか上の写真を撮った。
もう1枚ちゃんと撮らなきゃと思っているうちに、キジは橋を渡りきって見えなくなってしまった。
橋のところまで行ってみる。
草むらからバサバサバサーと大きな音がしてキジは飛んで行ってしまった。
左手に松戸の街が見えてきた。江戸川周辺の風景が金八っぽくなってくる。
スカイツリーもここまでくるとくっきりはっきり見えるよー。利根運河のおじさん。
12月19日、514メートル。 |
柳原水門とスカイツリー。 |
9月にここで同じ構図で写真を撮ったっけ。
スカイツリーがずいぶん伸びてるのがわかるな。
国府台のあたり。 |
雲間から差し込む光とスカイツリー。 |
この先で国道14号の市川橋の下をくぐる。
ここが今まで江戸川CRを走る時に家から自転車で来てスタートになってた地点。
そろそろ帰ろっか。
江戸川CRをここで終了することにして、いつも家からここに来ていたルートを逆に走って行き、家まで帰ることにする。
目の前の交差点の歩行者信号が点滅してる。
よしっ、渡ってしまえ、とペダルに力を入れて加速した時に左から激走してくるママチャリが!
危うく激突しそうになるのを回避。
バカヤロー!
と叫ぶも、あいての若造は2回ほど振り返るがそのまま逃走。
歩道逆走&信号無視。
お前が死ぬのは勝手だが巻き添え食って怪我するのはご免だよ!
やっぱヘルメット被っておくべきだよなー、と強く思う。
今日は一度も道に迷わなかった。うれしい!
走行距離:72.7キロメートル
消費カロリー:1827キロカロリー(消費カロリー-安静時代謝カロリー-基礎代謝カロリー)
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