ちょっと遠くまで行ってみようと思い、利根川を目指すことにした。
いつかは利根川サイクリングロードを走ってみたいと思って、前から大まかなルートは調べてあった。
手賀沼から布施弁天を目指して、利根川へ。利根川CRを川下に向かって走って、また手賀沼へ戻り、今度は手賀沼のCRを東へ走って鎌ヶ谷の海上自衛隊を目指して帰ってくる予定。
全行程で80キロ近くある。オイラの貧脚で大丈夫だろうかと少々不安に思いつつ、こんな涼しくて穏やかな日にトライしてみないといつまでも行けないと思い直して出発。
手賀沼や利根川周辺のルートについては、いつも参考にさせていただいている「東葛人さん」のHPがすごい役に立つ。ありがとうございます。
家の近所の星影神社。
大きな銀杏の樹が真黄色になってる。
鎌ヶ谷の海上自衛隊へ到着。
こないだceleで来た時は、この金網の周りが人でいっぱいだったのに、この日は誰もいなかった。
HOYHOYの写真を撮っていたら、金網の向こうの滑走路にプロペラ機が登場。このあと北に向かって飛び立っていった。
今飛んでいった飛行機と同じように、滑走路と平行に走る基地沿いの道を、北に向かって上っていく。
基地の北端で左に大きくカーブしていくので道なりに進んでいく。
注意して前方を見ながら進むと、川が流れている。川は見えないが橋が見えてくるので、橋を渡る手前で川沿いに右へと進入できる舗装路に入っていく。
その道はこんな風景。
10月に手賀沼からの帰り道に通った大津川沿いの農道をこの日は逆に上っていったのだ。
新川へ続く「桑ロード」に似た景色。
途中で大津側を渡って反対岸を走っていく。
橋の上から大津川を眺めていたら、この川は手賀沼に向かって流れているのだった。
なんとなく手賀沼から田んぼへ水を引くために人が作った用水路なのだと勝手に思っていたのだが。
桑納川もそうだったように、船橋や鎌ヶ谷のあたりで水が大量に湧き出ている場所があるのかもしれない。
千葉の田舎風景の中を走っていく。
しかしながらこの道は前にも書いたがかなりの交通量がある農道。
どこかの幹線道路への抜け道になっているらしく、前からも後ろからもひっきりなしに自動車がやってくる。
幹線道路走るよりは良いけどね。
しばらくすると大津川の川幅もずいぶん広くなって、手賀沼に到着。
手賀沼CRに到着。 |
手賀沼CRを西に走って橋を渡り、北岸の北柏ふるさと公園の遊歩道を走る。ベンチで一休みしてから更に北へ向かっていき利根川を目指して再スタート。
ここでプチミス発生。
手賀沼の北岸に渡ってから2つ目の信号を左折して北上する、と地図を見て覚えていたのだが、いつまで走っても2つめの信号が見えてこない。
さすがにおかしいと思って、途中駐車場の入り口で整理をしてるおじさんに聞いてみる。
「布施弁天に行きたいのですが」と言うと、「あれは柏のほうだから反対方向だね」との答え。
あーやっぱり、北柏ふるさと公園の中を走ってるうちに信号1つ飛ばしてたのでした。
Uターンして戻る。約3キロのロス。いつもだったらあんまり気にしないことだが、昨日は80キロ走れるかという自己記録距離への挑戦でもあったので、少し慎重になる。
JR常磐線の線路の下をくぐり、国道6号線「水戸街道」を渡って進む。走っているのは2車線の幹線道路だが、そんなに怖くない感じの道で、ずんずんと北上していく。
しばらくするとY字路の分岐のところに「布施弁天は右へ→」の看板が。
このあとは電信柱とかに「布施弁天↑」という案内があっちこっちにあるので迷わず到着。
布施弁天に入る入り口の分岐地点から利根川の土手が見える!
利根川はすぐそこじゃないかっ。
はやる気持ちを抑えつつ、ちょうど昼時になったのでお参りを兼ねて休憩することに。
七五三のお参りしてる家族がちらほら。 |
境内へ上がる階段で。 |
紅葉の境内から利根川を見る。 |
境内に入るところに「弁財天のいわれ」という説明文。
・・・弘法大師空海が但馬の国で彫った弁天像がこの地へやってきて、里人の夢に現れる。
「坂東武者はわがままにして欲が深く、仏神を敬おうというものが少ないので来た」という。
里人は夢に出てきたところを探してみると、光を放つ弁財天の像を発見。祠を建てた。
後に空海の弟子がこの地を訪れた時にこの顛末を聞き、喚起のあまりにこの地を布施と名づけて、寺を開設した。これが布施弁天の始まり、というようなことが書いてある。へー。
「事故りませんように。ついでに年末ジャンボがあたりますように」とお参りする。
交通安全のお守りステッカーを発見して購入。
貼ってみた。
布施弁天を取り囲むように公園が広がっている。「あけぼの山農業公園」、広いっ。
風車がある。
日本庭園もある。
きれい。
その2へつづく。
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