2010年11月29日月曜日

Tone Riverへ(利根川CR~手賀沼CR)その2

今回のルート。






布施弁天とあけぼの山農業公園のポタリングを切り上げて、いよいよ利根川へ。
利根川の土手に到着。新利根橋に向かう。
土手の上を自転車が走ってるのも、土手までの道も布施弁天の境内から確認していたので迷わず到着。









新大利根橋の歩道を走って対岸を目指す。




しかし利根川の川面がいつまでたっても見えてこない。
なんという川原の広さか!
橋の上を走った距離が約2.5キロにもなってる。
さすが坂東太郎。




すごい広さの河原が全部ススキ。何年かに一度、大雨が降るとこの河原が水でいっぱいになるらしい。


写真のように土手のCRとこの橋が繋がってる。なのに鍵付きの扉で塞がれてる。









HOYHOYがはじめて茨城の地をタイヤで踏んだのは良いが、川沿いの土手に出る道がわからない。


なんとなく信号があるT字路を、利根川に向かって入っていくと、ああやっぱり行き止まりか。
と思いきや、ススキを掻き分けて行く、ほっそーいけものみちのような道がある。
ちょっとビビリながら未舗装の道を500メートルほど進んでいく。
間違いなく利根川に向かってるけど、なんでちょっとビビったかというと、パンクしそうな気がしたのと、なんか野良犬とかがいそうな予感がしたからだった。
しかし何事も無く無事土手の上に到着。
実は新大利根橋の上を走っているときに気づいたのだが、この道と新大利根橋は繋がっていた。
しかーし何でだか、橋の歩道に扉があって鍵が掛かっているのだった。
あそこの扉からこの土手の上の道に出られれば、さっきの様な怖い思いもしなくてすんだのに。

一応千葉側の看板に書いてあった上流へ向かうCRも見てみるが、そんな道は無い。
下流に向かって舗装路が続いてる。どーなってんだか?

まあ気にせずにスタート。



しかし見渡す限り誰もいない
こんなに走りやすそうな道なのにロードもクロスも何もいない
もしかして立ち入り禁止なのかという不安が・・・


土手に上った時に見えていた水門に到着すると、バンジョーを弾いてるおじさんがいた。
それからしばらく行くと散歩する家族連れがいて、その先にママチャリをゆらりゆらりと漕いでるおじさんが。ちょっと安心する。


誰もいないのでコギながらこんな写真も撮ってみる。


風も強くない。
どのくらいスピード出せるかとマンコギしてみる。
37キロ、orz。貧脚(泣)。
しかしリアスプロケ12-25T/8速という現状のHOY HOY RATSにも問題あるような気もする。早く105化して10速にしてしまおうと思う。



しかし自転車こいでるだけなのになんでこんなに楽しいのか?











おばさんナイッショ!
左に河川敷の平たなゴルフ場。アジア取手CC。

結構ゴルフしてる人で満杯な感じ。あっちも楽しそう。
年内にもう一回くらい行きたい!
もう2回くらい行きたい!


右の河原はススキの絨毯。
左のゴルフ場が終わるところで舗装路も途切れてる。



その先は未舗装の砂利道になってる。
恐る恐る進んでいくと土手の上でお弁当食べてるおばちゃんがいる。
今度は右にゴルフコースが出てくる。利根パークゴルフ場。
こっちのコースのほうが凝った造りのような気がする。楽しそう。
年内にもう一回くらい・・(しつこい)


おばちゃんの横を通り過ぎて正面を見ると、土手が迫っていてもうこの先にはいけない様子。
ついに終了、Uターンしか無いかぁー、と思いながら進んでいくと、土手の脇に細っちい道が続いている。
しかも舗装されてる。

5番ホールの脇を抜けるとまたまた最初に走ってたような、土手の上を舗装した広めの道になる。
快適快適。













と思っていたら、利根パークゴルフ場のクラブハウスの前に出て、このCRは終了となった。



せっかく土手の上にすばらしい道ができてても、両側の入り口がこんなに解りずらかったら誰も走りに来ないよ、と誰もいない理由がわかって納得。 

もしやこれって秘密のCRってことか
w。


クラブハウスの横を抜けて国道6号(水戸街道)へ。
水戸街道へ出たところは横断できなかったので、先の交差点(取手駅西入口)で信号を渡って大利根橋へ向かう。
この橋も歩道を走っていく。









こちらの橋下の河原にはゴルフの打ちっぱなしが。楽しそう。
年内に・・(しつこい)



利根川を再び渡って千葉県へ。

 











千葉県側にもゴルフ練習場。
ネットのない打ちっぱなし、気持ちよさそう。










ちバック!















しばらくの間、水戸街道の歩道を走って行く。
左に分岐できる脇道を探すがなかなか無くてそのまま進んで行く。
柴崎という交差点でやっと左に入るも道なりに進んで行くとまた大通りに合流。
しかしそのまま進んで行ったらすぐに手賀沼に戻ってきた。


















手賀大橋を渡って手賀沼CRに入る。
今度は朝とは逆に東に向かって走る。
さっきの利根川土手とは違って、サイクリングしてる人もウォーキングしてる人もいっぱいいるけど、周りに人がいるCR風景に妙にホッとする。

手賀沼フィッシングセンターのところでベンチに座っていったん休憩。

いろんな自転車が走って行く。リカンベントが走ってるのを初めて見た。



昨日はここから戻らずに、手賀川沿いに東へ進んで、東葛人さんがオススメする手賀の杜ルートを走ってみる。本当にためになります、感謝。

手賀沼周辺は黄金色の稲穂絨

2つ目の橋「浅間橋」をランドマークにして、手賀川沿いの道から右に曲がって行く。はずなのだが、その分岐点でしばらく躊躇する。
すごいのぼり坂になってるし、なんだかその先に道が繋がってる様に見えないのだ。
交差点でしばらく立ち止まって考えるが,考えててもしょうがないので登ってみる。
登ってしばらく行くと、それなりに走りやすい農道になっていた。


それからしばらく道なりに進んで行く。
いつまでもいつまでも進んでいくと、森の中を突き抜けて行く道路という感じに景色が変わってきた。気温もいままでとは2度くらい低い感じ。ひんやりした空気がぽかぽかしている体に気持ち良い。















しかし、いい気になってコギコギしてたら今まで右側にあった太陽が、いつの間にか左側にあるではないか!
南に向かってたはずが、道なりに進んできたら真西に向かって進んでる。
どーりでいつまでたっても国道16号に着かないなと思い始めていたところ。
手賀沼から東に行って、その下付近を西にブーメランのように走っているのではないかと思い、思い切って若白毛(!?)という信号で左にターンしてみる。


これが大正解。
なんだか知ってる風景!



よしよしとコギコギして行くと、前にceleで来た「熊野神社」に到着。
celeと同じようにHOY HOYも写真を撮ってあげる。


前に走ったところに来たし、もう安心と思うし、今日は迷わずに予定のルートをちゃんと走れてるっ。うれしい,と思いながら家に向かう。














なぜだか全然知らないところに出る。
高柳?どこだココ?

どうやら途中の高津川のルートを見落として、気持ちよく直進した結果、またまた帰路のラビリンスにハマってしまったらしい。


また道に迷ってしまったと言うガッカリ感と、疲労が意識されてきて、ここから結構つらい帰り道になってきた。
どっちに行ったらいいのか分かんないよー。
どこだよここはよ!
Garminが欲しいよー(泣)

iPhoneが欲しいよー(泣)
と、うろうろしてたら知ってるとこに出た。これで帰れるね(嬉)




疲れてきて心細くなると、さっきまであんなに楽しかった自転車が急に苦痛になってくる。
お尻が痛いし、足がツリそうだし、ペダルに力が入らない。



200キロとか走ったというブログ見るけど、どうやったらそうなるのか。
オイラもいつかできるのかな?


celeにも布施弁天のお守りを貼りました。



走行距離:82.62km
消費カロリー:2756.2Kcal

Tone Riverへ(手賀沼CR~利根川CR)その1

こんな日にコギに行かずにいったいいつコグのか、と言うくらい穏やかな秋晴れだった昨日。
ちょっと遠くまで行ってみようと思い、利根川を目指すことにした。



いつかは利根川サイクリングロードを走ってみたいと思って、前から大まかなルートは調べてあった。

手賀沼から布施弁天を目指して、利根川へ。利根川CRを川下に向かって走って、また手賀沼へ戻り、今度は手賀沼のCRを東へ走って鎌ヶ谷の海上自衛隊を目指して帰ってくる予定。
全行程で80キロ近くある。オイラの貧脚で大丈夫だろうかと少々不安に思いつつ、こんな涼しくて穏やかな日にトライしてみないといつまでも行けないと思い直して出発。


手賀沼や利根川周辺のルートについては、いつも参考にさせていただいている「東葛人さん」のHPがすごい役に立つ。ありがとうございます。







家の近所の星影神社
大きな銀杏の樹が真黄色になってる。





















 鎌ヶ谷の海上自衛隊へ到着。
こないだceleで来た時は、この金網の周りが人でいっぱいだったのに、この日は誰もいなかった。
HOYHOYの写真を撮っていたら、金網の向こうの滑走路にプロペラ機が登場。このあと北に向かって飛び立っていった。




今飛んでいった飛行機と同じように、滑走路と平行に走る基地沿いの道を、北に向かって上っていく。
基地の北端で左に大きくカーブしていくので道なりに進んでいく。
注意して前方を見ながら進むと、川が流れている。川は見えないが橋が見えてくるので、橋を渡る手前で川沿いに右へと進入できる舗装路に入っていく。







その道はこんな風景。
10月に手賀沼からの帰り道に通った大津川沿いの農道をこの日は逆に上っていったのだ。


新川へ続く「桑ロード」に似た景色。








途中で大津側を渡って反対岸を走っていく。
橋の上から大津川を眺めていたら、この川は手賀沼に向かって流れているのだった。
なんとなく手賀沼から田んぼへ水を引くために人が作った用水路なのだと勝手に思っていたのだが。

桑納川もそうだったように、船橋や鎌ヶ谷のあたりで水が大量に湧き出ている場所があるのかもしれない。



















千葉の田舎風景の中を走っていく。
しかしながらこの道は前にも書いたがかなりの交通量がある農道。
どこかの幹線道路への抜け道になっているらしく、前からも後ろからもひっきりなしに自動車がやってくる。
幹線道路走るよりは良いけどね。



しばらくすると大津川の川幅もずいぶん広くなって、手賀沼に到着。

手賀沼CRに到着。

手賀沼CRを西に走って橋を渡り、北岸の北柏ふるさと公園の遊歩道を走る。ベンチで一休みしてから更に北へ向かっていき利根川を目指して再スタート。













ここでプチミス発生。
手賀沼の北岸に渡ってから2つ目の信号を左折して北上する、と地図を見て覚えていたのだが、いつまで走っても2つめの信号が見えてこない。
さすがにおかしいと思って、途中駐車場の入り口で整理をしてるおじさんに聞いてみる。
「布施弁天に行きたいのですが」と言うと、「あれは柏のほうだから反対方向だね」との答え。

あーやっぱり、北柏ふるさと公園の中を走ってるうちに信号1つ飛ばしてたのでした。
Uターンして戻る。約3キロのロス。いつもだったらあんまり気にしないことだが、昨日は80キロ走れるかという自己記録距離への挑戦でもあったので、少し慎重になる。



JR常磐線の線路の下をくぐり、国道6号線「水戸街道」を渡って進む。走っているのは2車線の幹線道路だが、そんなに怖くない感じの道で、ずんずんと北上していく。







しばらくするとY字路の分岐のところに「布施弁天は右へ→」の看板が。
このあとは電信柱とかに「布施弁天↑」という案内があっちこっちにあるので迷わず到着。


















布施弁天に入る入り口の分岐地点から利根川の土手が見える!









利根川はすぐそこじゃないかっ。
はやる気持ちを抑えつつ、ちょうど昼時になったのでお参りを兼ねて休憩することに。



七五三のお参りしてる家族がちらほら。

境内へ上がる階段で。










紅葉の境内から利根川を見る。



境内に入るところに「弁財天のいわれ」という説明文。
・・・弘法大師空海が但馬の国で彫った弁天像がこの地へやってきて、里人の夢に現れる。
「坂東武者はわがままにして欲が深く、仏神を敬おうというものが少ないので来た」という。
里人は夢に出てきたところを探してみると、光を放つ弁財天の像を発見。祠を建てた。
後に空海の弟子がこの地を訪れた時にこの顛末を聞き、喚起のあまりにこの地を布施と名づけて、寺を開設した。これが布施弁天の始まり、というようなことが書いてある。へー。



「事故りませんように。ついでに年末ジャンボがあたりますように」とお参りする。
交通安全のお守りステッカーを発見して購入。





貼ってみた。






布施弁天を取り囲むように公園が広がっている。「あけぼの山農業公園」、広いっ。

























風車がある。















日本庭園もある。





きれい。













その2へつづく。